【なぜ?】何もしてないのに窓ガラスが割れた!【原因と対応】
ガラスといえば、物がぶつかって割れるなどして衝撃で割れるというイメージですよね。
衝撃など与えていないのに勝手にガラスが割れてしまった!!
いつのまにか割れていた!!
窓ガラスにヒビが入っていた!!
なぜ!?と思われている方向けに、住宅の窓ガラスがなぜ割れてしまうのか解説していきます。
①ガラスが古くなっている
ガラスの寿命は窓枠とサッシも合わせて2~30年と言われています。
毎日紫外線・雨・風を浴びていますから少しずつ劣化していきます。
細かい傷がたくさん入り、許容強度を超えるとある日を境に割れてしまいます。
ガラスが勝手に割れるとビックリしてしまいますが、消耗品なんですね。
割れたら窓ガラスやサッシなどの部品に限界がきたのかもしれません。交換のタイミングです。
②熱割れしてしまった
「網入りガラス」という種類のガラスによく起こる現象です。
普通の透明のガラスではなく、ワイヤーが入っており網目の斜め模様が入っているガラスです。
こちらはマンションやアパートの窓ガラスに多く使用されており、「防火」に優れているので「消防法」で決められていることが多いです。
よく見るガラスですが、こんな決まりがあったんですね。
そのため現在、網入りガラスがついているが比較的安い透明のガラスに変えたいと思ってもなかなか難しいんです。
鉄の網が入っているので、万一火事が起こってしまいガラスが割れても飛び散らないガラスになっています。
ただ、この網入りガラスは「熱割れ」という現象により割れてしまうことがあります。
網入りガラスは熱を浴び、許容強度を超えることで割れます。雨水によりワイヤーが錆びてしまい割れることも。
直射日光と日陰との温度差で割れる・カーテンや家具の摩擦・冷暖房の直風・窓に取り付けるタイプのエアコンを付けていた・・
など原因はたくさんあります。
ほかにも、
- 人や物が衝突して割れる
- 台風時に物が飛んできて割れる
- 泥棒や空き巣に割られた
- 勢いよく閉まった衝撃で割れた
など衝撃により割れることもたくさんあります。
まとめ
ガラスは急な温度変化に弱く、熱の膨張に耐えられず割れてしまいます。
用途や場所に合わせて耐熱ガラスや強化ガラスに変更することも可能ですが、先ほど説明した消防法はもちろん費用も普通のガラスよりは掛かります。
詳しくはガラス専門の業者に相談してみるといいかもしれません。
オススメは、予約から作業完了まで全て自社で行っている会社で地元に密着している業者がいいと思います。
ヒビが入ったガラスを放置していると少しの衝撃で割れ、大変危険です。