ガラスが割れたときの応急処置とガラス修理の費用を解説！

窓などのガラスが割れたときには、どうしたら良いか慌ててしまいがちです。

ガラスが割れたときにはとりあえず応急処置をして安全や安心を確保し、ガラス修理を手配するのが適切な対応方法です。

ただ、応急処置として何からやったら良いのか、ガラス修理はどうしたら良いのか、いくらかかるのかが不安になるでしょう。

ここではガラスが割れたときの応急処置のやり方と、ガラス修理の費用について解説します。

ガラスが割れたときの応急処置の流れ

もしガラスが割れたら、まずは一旦落ち着きましょう。

冷静に一つずつ対処していけば問題ありません。

ガラスが割れたときの応急処置の流れを簡単に説明すると以下の通りです。

業者に連絡をする

ガラスが割れたときには、割れた破片をまず片付けたいと思うでしょう。

しかし、ガラスに手を付ける前に、まずはガラス修理の手配をするのが大切です。

業者への連絡をまずは済ませましょう。

賃貸住宅の場合には管理会社に連絡をして指示を仰ぎます。

管理会社経由で修理業者に連絡し、業者から電話やメールで連絡が来たら修理の日程調整をするという流れが一般的です。

持ち家の場合には、自分でガラス修理業者に連絡して対応をしてもらいます。

依頼先によっては状況を説明する必要もなくすぐに現場に急行してくれます。

安全にガラスを掃除する

業者への連絡が済んですぐに来てくれるようなら、待っているのが安全です。

しかし、割れたガラスをそのままにしておくと怪我をするリスクが高いなら、安全な方法で掃除して不安をなくしましょう。

手には軍手やゴム手袋を付けて、足元にはスリッパや靴を履いて怪我をしないようにします。

そして、ほうきとちりとりでガラスの破片を集め、紙に包んで袋に入れましょう。

紙に包むのは、ビニール袋に直接ガラスの破片を入れると袋が破れてしまうのを防ぎ、処理をする人がけがをしないようにするための配慮です。

ガラスが飛散した可能性があるところはテープを使って細かい破片まで取り除き、最後に掃除機で取り残した分を掃除して仕上げましょう。

割れたガラスの対処をする

業者がしばらく来てくれないようなら割れたガラスの対処をします。

亀裂が入っただけであればテープで補強して一時しのぎをすれば問題ありません。

ただ、完全に割れたときにはテープでは穴を塞げないでしょう。

段ボールなどで塞いで風や冷気・暖気があまり入らないようにするのが適切な応急処置です。

一時しのぎなので快適な環境にできるわけではないので、業者に早く来てもらって修理をしましょう。

ガラスが割れたときの修理の内容と費用

ガラス修理は割れた状況によって作業内容と費用に違いがあります。

大まかに2つのケースに分けられるので、それぞれの修理内容と費用相場を確認しておきましょう。

小さな亀裂はガラス補修が可能

ガラスに小さな亀裂が入っただけの場合には補修で済ませられます。

コーキング剤などで亀裂を埋める方法です。

これで完全に直ったわけではないのでまた割れるリスクがありますが、費用が安くて済むのがメリットです。

費用相場は5,000円～30,000円程度でガラスの種類や亀裂の大きさによって金額が変わります。

亀裂が大きい・完全に割れた場合はガラス交換

ガラスが完全に割れたときや、亀裂が大きくて補修で修理するのが難しいときにはガラスを交換します。

ガラス交換は新しいガラスの大きさや厚さと種類によって費用相場が異なります。

一般的には20,000円～60,000円でガラス交換が可能です。

機能性のある高価なガラスを選ぶと高くなりますが、住宅の窓ガラスによく用いられているフロートガラスであれば20,000円～25,000円で交換できるのが相場です。

ただ、この機会に割れにくい合わせガラスや強化ガラスなどに交換して、すぐにガラス修理が必要にならないようにするのも賢い方法でしょう。

応急処置から業者に任せるのがおすすめ

ガラスが割れたときには業者に修理を依頼するのが安全です。

ガラスが割れると焦ってしまい、素手でガラスをかき集めようとしてしまう人もいます。

しかし、割れたガラスは凶器なので手を切ってしまうリスクが高く、ガラスの破片が深く食い込んでしまって取れなくなる場合もあります。

応急処置をするのも大きな危険を伴うので、現場から離れていられるなら業者に連絡して到着を待ちましょう。

ガラス修理業者は割れたガラスの破片を掃除するところから対応してくれます。

プロに任せれば徹底してきれいにしてくれるので安心です。

連絡したらすぐに来てくれるガラス修理業者を探して、応急処置から任せるのが安全なのでおすすめです。

まとめ

ガラスが割れたときにはガラスの破片を掃除して、割れた部分の応急処置をしたいと思いがちです。

しかし、ガラスの掃除も割れた部分の補強も怪我をするリスクがあるのであまりおすすめできません。

ガラス修理業者に掃除からすべて任せるのが最も安全です。

連絡したらいつでも急行してくれるガラス修理業者を活用しましょう。