ガラスのひび割れの原因と対策を徹底解説!修理費用はいくら?
ガラスのひび割れに気付いて修理したいと思っていませんか?
うっかりガラスにひびを入れてしまったというケースもありますが、気づかないうちにひび割れしていた場合もあるでしょう。
実は何もしていないはずなのにガラスのひび割れが起こるケースが頻発しています。
この記事ではガラスのひび割れの原因と対策を解説します。
修理費用の相場も併せて紹介するので参考にしてください。
ガラスのひび割れが起こる6つの原因
ガラスのひび割れが起こる原因はたくさんあります。
ここでは近年よくある6つの原因を簡単に紹介します。
物理的な衝撃
物理的な衝撃はガラスのひび割れの原因として最も一般的です。
ガラスは衝撃に弱いので固い物をぶつけるとひびが入ることがあります。
大きな衝撃を与えると割れることもあるので大切に扱うようにしましょう。
経年劣化
経年劣化によってガラスが割れやすくなり、衝撃や熱膨張などによってひび割れを起こすこともあります。
10年~20年くらい使っていると紫外線の影響や傷によって劣化し、突然割れることがあるので注意が必要です。
古くなってきたガラスは早めに交換しておくと安心でしょう。
地震や地盤沈下による歪み
地震や地盤沈下などの影響で歪みが生じるとガラスにひびが入ることがあります。
無理な力がかかった状態が続き、耐えられなくなった時点でちょっとした刺激を与えたときに割れるのが典型的です。
断熱フィルムによる熱割れ
近年ガラスに断熱フィルムを貼って省エネをすることが多くなりました。
実はガラスにフィルムを貼ったのが原因で、ひび割れを起こすケースが頻発しています。
フィルムは室内側に貼ることが多いので、遮断ガラスの中に熱が溜まりやすい環境を作ってしまいます。
通常の使用条件よりも温度が高くなるのが原因で熱割れが起こります。
フィルムはガラスの寿命を縮める原因になるので、使うかどうかをよく考える必要があるでしょう。
カーテン・ブラインドによる熱割れ
断熱性のあるカーテンやブラインドを使用している場合にも、ずっと締め切っていると温度が上がって熱割れを起こすときがあります。
夏場の強い日差しが一日中当たる場合にはリスクが高いので、時々カーテンやブラインドを開けて対処することが必要です。
室外機の風
室外機の排気が当たるところにガラスがあるのもひび割れを起こす原因です。
室外機の排気は温度が高いので、ずっとエアコンを動かしていると熱割れを起こすリスクがあります。
業者に依頼して室外機を移動するか、ガラスと室外機の間に遮熱板を置くといった対策をするとガラスの寿命が延びます。
ガラスのひび割れの対策方法と修理費用
ガラスのひび割れが起きたときには修理が必要です。
DIYで修理することもできますが、修理業者に補修やガラス交換を依頼する方法もあります。
それぞれの対策方法の特徴と修理費用を確認しておきましょう。
DIYでできる補修テープやコーキング剤での応急処置
DIYでできるのは補修テープやコーキング剤を使用する修理です。
ひび割れに沿ってガラス用の補修テープを貼るのは簡単で、300円~2,000円くらいの費用でできます。
コーキング剤による修理はひびに塗り込んで補強する方法です。
手早く作業する技術は必要ですが、テープに比べると見た目はきれいになります。
2,000円~5,000円がコーキング修理の費用相場です。
どちらも応急処置でしかなく、ひびが広がったり、割れたりするリスクがあるので注意しましょう。
修理業者の補修・ガラス交換
修理業者に依頼して修理すると手間がかからず、ひび割れの状況に応じた適切な修繕できます。
補修ではコーキング剤を使用する場合が多いですが、技術があるのできれいに仕上がり、DIYよりも補強強度も高くなるのが一般的です。
ガラス交換をすれば、ガラスが新しくなってまたひび割れを起こすリスクが低くなります。
費用相場は補修の場合には5,000円~30,000円、ガラス交換の場合には20,000円~60,000円程度です。
補修をするときにはガラスのひび割れの程度や、使用しているガラスの種類によって費用が大きく異なります。
ガラス交換では使用するガラスの価格が費用を決める要因です。
まとめ
ガラスのひび割れは衝撃だけでなく、経年劣化や熱によって突然起こることがあります。
ひび割れが起きてしまったときには、そのままにしていると完全に割れるリスクがあるのですぐに修理するのが大切です。
DIYならあまり費用をかけずに応急処置ができますが、ガラス自体が直ったわけではないので再発するリスクがあります。
修理業者に依頼して補修か交換をするのがおすすめです。
ガラス交換をすれば古くて割れやすくなったガラスを一新できるので安心です。
ガラス交換は費用がかかりますが、長期的に見れば費用対効果が高い方法です。
ガラスのひび割れで困ったときには修理業者に相談して安心な修理対応をしてもらいましょう。